「ラリる」「トリップする」は違う

私はもともと「ラリる」を「薬などでトリップする」という意味だと思っていた。そういうニュアンスもあるようだが、手許やインターネットの辞書を引く限り、「(薬で)ろれつがまわらなくなる、ふらふらする」という意味らしい。
http://gogen-allguide.com/ra/rariru.html

ということは、どうやら私はラリったことは無いらしい。いや、朝起きた直後に体がふらつくのは「ラリる」と言ってもいいのかな? 実際おととい洗面所の下の扉に頭を打ち付けて今かさぶたになっている。
でも、大抵言葉を口にしていないから断言できないな。

一方、トリップしたことは一回だけある。胆石による傷みがひどいときに、ペンタジンという「麻薬性物質」という恐ろしげな名前の痛み止めを点滴してもらったとき。言葉に上手くできないが、空想というか発想が無限に広がる感じ。「オレ天才!」とかそんな感じだろうか。実際に健康時にそのための薬に手を出すことはありえないが、あの体験は確かにもう一度してみたい気はする。

何故こういう話題が書かれるに至ったかは内緒。