保守

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最近本を読む量が激減している。代わりに何をしているかといえばネット動画を見ている。経済的な理由もあるのだけれどちょっと寂しい。そして読む量に比例するのか、本を夢中になって読む、という体験が最近なかなか出来ない。

たとえば「悪の教典」を帯から「ミステリ」として買ったが、これが現在はミステリに分類されるのか。んー。面白いんだけどちょっとジャンル名と内容のズレが気になりました。

ネット動画では主にTRPG動画を見ている。アイドルマスターのキャラクタを利用した卓@MASだ。しかし私はTRPGもミニセッションを一回やっただけだし、アイドルマスターも知らない。いわゆる「二次創作だけ消費している状態」だ。著作権は脇に置いといて、道義的にどう考えたものかなあ、とはちょっと思う。まあルールブックも買わず、アイドルマスターも遊ばず見てしまう訳ですが。

密室殺人ゲームマニアックス(歌野晶午)

シリーズ第3作。なんだけど、これは個人的には今ひとつでした。こういう方向で行くにしてもネタが弱いし、かなり早い段階で気づいてしまった。それより何より、このシリーズでは、「トリックのための殺人」という前提によってバカミスバカミスにならない、という方向を生かした話を読みたいのだ。それに尽きるのだけれど、そちらの方向でも、これはちょっと、うーん。

特に論拠のない話

コミュティのかなりの部分がTwitterにシフトしているみたいだけど、乗り遅れた。SNS(mixi)に対してオープンであることと、RSSみたいにフォローによって複数人の発言を一括で追える点が良いのかなあ。逆にmixiはクローズドであるという一点をもって既に頂点は過ぎてしまった気がする。

初音ミクproject-diva & Dreamy Theater

廉価版が出るということで買ってみた。思っていたよりリズムゲームとして遊べるし、なによりポリゴンモデルの動きがなかなか凄い。特にPS3版のDT(Dreamy Theather)のぬるぬるした動きは一見の価値があると思う。著作権料の問題なのか、データは内部で持っているのにPSP版がないと遊べないとか、商売上の都合があるような気はするけど、PS3単独起動版もあればそっちのほうが良かったなあ。

エディット(譜面とかダンスとかカメラワークとか)はPSPでしかできない。ちょこっと弄ってみたけど、時間をかければ相当なところまでできるなあこれ。とりあえず職人さんの作ったデータで遊んでますが、結構凄い。

アーケード版はどんな感じなんだろう。機会があったら見てみよう。

密室殺人ゲーム2.0

講談社ノベルスをまともにチェックしていなかったら去年に出ていたのを見逃した。このシリーズの特徴は、バカミスになってしまうようなトリックも、「リアルにそのトリックを使った殺人をする」という設定によって面白く読める、という点にある。例えばミッシングリンクがネタなら、そのミッシングリンクに目的は不要で、推理可能な情報さえあれば良い。これは相当に優秀な設定だ。

ゲーム感覚でミステリ的に面白い殺人をするなら? というコンセプトがここまではまるとは。前作「密室殺人ゲーム王手飛車取り」から読むのがおすすめ。

あと単独項目にはしないけど建築探偵シリーズも見落としていた。今年最終巻が出るのかな。さてどうなることか。