日本の家庭で一番所有率の高い作家は誰か。

定義は簡単。家庭(住所)単位で、一冊でもその作家名義の本があれば所有していると数える。教科書やアンソロジーに短編が載っているだけじゃ駄目。

漫画と小説などは区別しない。みんな作家。

候補としてはなんだろう。漫画なら藤子不二雄(A,F区別なし)だろうか。手塚治虫だろうか。あるいは最近のジャンプ漫画なのだろうか。意外に秋本治が善戦するかもしれない。小説なら赤川次郎、西村京太郎、松本清張セカチューがいくら300万部売れようと、古本流出分を考えなくてもおそらく300万世帯ではトップになれない。

教科書を除外したのはそうしたら明治文学最強だろうと思ったから。夏目漱石芥川龍之介。しかしこのふたりも依然として本命のひとりと言って良いだろう。

とりあえず私は夏目漱石に賭けるかな。