現状の否定の理由の否定

「意味のないノイズである」と言う理由が、「使われない」「検索で引っかかる」という条件で書かれているのに問題がある。

たとえば「サイト名」を「アーティスト名」で置き換えてみたとき。あるマイナーなインディーズバンドがいて、その熱烈なファンがそのバンド名をキーワード登録したとする。

あるいは特殊な分野の研究者が、まだマイナーな理論について書いていて、その理論名をキーワード登録したとする。

どちらもキーワード登録後、本人も飽きてしまってそれらの単語ははてなダイアリー上に再登場していない。あるいは本人だけ黙々と書き続けている。

これを一律に許さない、という立場なら問題はない。一貫している。「固有名詞妥当性チェック」に引っかかるという考え方だ。一方、私個人は「そういうマイナーな存在」の記述を期待して登録されたキーワードを、無理に消しに行くのには反対だ。

例えば徳川15代将軍。登録されているのは現在二人だが、全員登録したとして、そのうち一人二人は一年やそこらは言及されないと思う。それを理由に「削除」とは言いたくない。もう少しマイナーに、伊達家全員、とかでも同様。

一方、「サイト名に関しては駄目」と言うなら、その理由が欲しい。少なくとも、現在のルールではそうは読みとれなかった。