ヴィオラ・スペース2004

普通に楽しめたのはブランデンブルク6番。王道。

異常体験、という意味で面白かったのはシャッリーノ:3つのノットゥルノ・ブランテなる現代作品。まともな音など一つもなく、歯医者のドリルのような音になっていない音素のみで構成されていて、弓は文字通り縦横無尽に動く。弓を横にぶんぶん振ったときの音がかなり不快で良い感じでした。しかしバルトークのVaコンチェルトの直前にやるプログラムとしてはやはり常軌を逸していると思う。