S&M再読

いちおう有限と微小のパンまでたどり着きました。この作品は初出が1998年。VR(バーチャル・リアリティ)をネタにしている部分は古さを感じさせます。今でも、目を覆う形の3Dディスプレイはほとんど普及していないわけですが、多くの人はそれを求めていない、という現実があるわけで。

実際「直に会う」ということがとても贅沢になった時代に、普段、私たちはどういう形でコミュニケートするのか。そこにテレビ電話という概念はあるのか。意外に「文字と言葉」のみで、そこに映像はないんじゃないか、という気もする。顔はプライバシーのため保護されております。意味不明。