「フラグメント」(古処誠二)

フラグメント (新潮文庫)

少年達の密室(ノベルス)より改題。微妙に再読。……というのも、少年達の密室は数年前の空港で買って、だいたい読んで、「ああこういう収束かな」と思っていて、おそらく飛行機に忘れてきた、という一冊。予想通りの収束で、この収束の為にわざわざ購入したと考えると微妙。改題は正解だと思う。

閉鎖状況の短時間密室ものはかなり好きだが、いまひとつ踏み込みが浅いかな。