ほん（ライトノベル）

もう６巻まできたのかこれ。でも何だなー。やっぱり勢いで押し切るバカ作品ってのは巻数を重ねると難しいなあ。鈍感主人公のフラグブレイカー小説になってる。それはそれなりに楽しめるのだけれど、そーゆーのは別に求めてない。

でもそーゆー方向にシフトしないとシリーズって持たないよなあ、とも思う。ベクトルがおおむね同じ方向と認識している「ベン・トー」シリーズはどうなるんだろう。内容だけ考えれば終わってもよさげですらある。

１巻から言っているけど、劣化キノの旅、という評価から全く外れることはない。なんでランブル・フィッシュやアスラクライン書ける作者がこういうシリーズ出すのかなあ。でも好評につきシリーズ継続、かあ。切る勇気も考えよう。

近刊ではラプンツェルの翼とか。いずれにせよ自分以外に「駒」がいる仮想ゲームって言えばいいのかなあ。ぶっちゃけ読まなくてもいい話なんだけど、こういう空想のゲームをこねくり回すのは好きなので読んでいて落ち着く。はて、いつまで書いてくれるのかなあこの作者（すげえ失礼）。