オープン/クローズドなWebの使い分け
今は私ははてなとmixiを使い分けている。一応創作系の雑文を公開するなら旧サイト(YOMUKA)を使うかも知れないが、はてなで書いてしまう可能性が高いだろう。現在の切り分けはこんな感じか。
となっている。この辺の基準は人それぞれで面白いが、それぞれの特性としてはどんな感じか。ここから先は脳内垂れ流しであって、論といえるものにはならない。ついでに言うと、こういう話題ははてなで書かれる。
各サービスの特性
パブリックなWEBであるから得られる特性
- 全員に対する可読性(これが最重要)
- 検索ロボットによって引っかかる可能性
(セミ)クローズドであるから得られる特性
- 非会員からの隠蔽、あるいは一部の会員のみへの公開
- (とはいえ、数十万人規模ではどうなのか? SNSは一応友人の紹介、という枷があるが、どんなものか)
- 検索ロボットの排除
はてな(ブログ)であるから得られる特性(パブリック/非パブリック問わず)
- セミパブリック、限定公開を前提とした設計
- 中途半端な、よく言えば情報を絞ったアクセス情報の提供
- 全文検索制限をはじめとするコミュニティ内の検索制限も動揺。
- (要は情報の制限一般、ただしこれは企業サービスのサイト一般にもあてはまる)
- マイミクシィ(友人)機能による最新情報の通知
- コミュニティによる最新情報の通知、情報の集約と隠蔽
- (RSSでも可能ではあるが、それを意識させないインタフェイス)
ふむ。まだ確かにこれらをひっくるめてまとめて文章にする、という商売は成立するようだ。といって企画書をつくって持ち込むほどの気力はないが。
脳内メモ垂れ流し
- 企業に情報の公開/取得をコントロールされるのが原則のサービスとは。
- 生のアクセスログと、加工した者の間に見える関係
- ログインを強制することで、HTTPDだけでは綺麗に得られない情報の抽出
- (.httaccessを使えばデザインを無視すれば無理ではない)
- SNSの「紹介によるセミクローズド」以外の設計意義について
- ブログスペースのレンタルと、自前でブログCGIを動かすことの差
- 果たして個人サイト、という言葉から想起されるパブリックイメージは「日記」なのか「ブログ」なのか「WEB」なのか。そしてそれは変貌していくものなのか。
- 現実の自分とインターネット上の自分ではなくて、インターネット上で複数のハンドルネームを使い分けることによってインターネット上のペルソナを使い分けるというのはどれくらい普通のことなのか。
- たとえば私は一時期リンクさせない形態で常時3〜4つのハンドルを持っていた。